やまがたしのちかづくといれのこえ
山形市の近づくトイレの声
国内
場所・異界
- どんな話か
- トイレの個室を順に開ける音と「ここにもいない」という声がし、逃げ遅れると危ないという噂。
- 細部
- 山形市の学校のトイレにまつわる噂である。用を足している最中に、隣から順番に個室の戸を開けていく音と、「ここにもいない」というつぶやきのような声が聞こえてくるのだという。声の正体がだんだんと近づいてくる様子が音から伝わり、そのまま最後まで居座っていると命を落とすとされているため、五番目あたりの個室まで近づいてきた時点で見切りをつけ、外へ逃げ出さなければならないと語られている。姿は一切見えず、音と声だけで恐怖を感じさせる噂話である。
- 広まり方
- 1992年の『西郊民俗』に掲載された高橋敏弘の「山形の噂一観」に記録がある。
- 地域
- 山形県山形市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ