こえ
声
国内
場所・異界
- どんな話か
- 「いくぞよ」という声に「こいよ」と応じると日ごとに近づき、ついに山小屋の屋根を破って手を入れてきたためオノで切ると、正体はヒヒで猟師に打ち殺されたという話。
- 細部
- 夜になると「いくぞよ」という声が聞こえてくるので、「こいよ」と応じて答えていたのだが、その声は日を追うごとにだんだんと近づいてくるようになった。ついにはすぐ近くで声がするようになり、山小屋の屋根を破って中へ手を差し入れ、かき回すような真似をしてきたので、思わずオノでその手を切りつけたのだという。正体を確かめてみるとそれはヒヒであり、後に猟師に見つけられて打ち殺されてしまったと伝えられている。
- 広まり方
- 1984年の『中京民俗』誌に掲載された田畠徹・梶原一明・後藤田哲人「口承文芸」に記録されている。
- 地域
- 愛知県豊川市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ