いわきのたけやぶのおおばんこばん
いわきの竹藪の大判小判
国内
場所・異界
- どんな話か
- 夏井川の竹藪でうめき声がすると噂され、若者が確かめると大判小判の入った金瓶が見つかった。
- 細部
- 夏井川のほとりにある竹藪では、夜になると化け物が出るとうわさされていた。うめき声のようなものが聞こえてくるため、誰も近寄ろうとしなかったが、ある勇敢な若者がその正体を確かめに行った。すると声は水際のあたりから聞こえてくることが分かった。翌朝あらためて行ってみると、今にも川へ落ちそうなほど傾いた金瓶が見つかり、中には大判小判がぎっしり詰まっていたという。若者はこの金を手にして裕福になり、幸せに暮らしたと伝えられている。
- 広まり方
- 1953年の『日本民俗学』所収、丸山久子「昔話の『幸運』」に記録がある。
- 地域
- 福島県いわき市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ