はままつのかやからふくちとなきごえ
浜松のかやから噴く血と泣き声
国内
場所・異界
- どんな話か
- かやの茂みで母子が殺された場所を通ると赤子の泣き声が響き、かやを裂けば血が噴き出るという。
- 細部
- おかわ御前という女性が赤ん坊とともにかやの茂みに追い詰められ、そこで命を絶たれたと伝わる。以来その場所を通りかかると赤子の泣き声が聞こえてくるといい、生えているかやを一本裂いてみると、中から血が噴き出すのだという。夜にこの道を通る者は今も足早に通り過ぎるようにしており、かやを不用意に触らないよう子供にも言い聞かせてきたと伝わる。
- 広まり方
- 1971年の『中京民俗』掲載、久谷哲久ほかによる伝説調査に記録された話。
- 地域
- 静岡県浜松市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ