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人型の怪異
- どんな話か
- 破産して逃げた家の跡を買い移築した人の家に子供の霊が現れ、拝まれたい先祖の霊だと噂された。
- 細部
- かつて豪邸に住んでいた人が事業に失敗して姿をくらませてしまい、残されたその屋敷を買い取って移築した人がいた。ところが新しい住まいでは、どこからともなく子供が現れるようになり、住人はひどく気味悪がったという。前の住人が先祖の霊をそのままにして逃げ出してしまったせいで、拝んでもらえない霊が寂しさから姿を見せているのではないか、という噂が近所に広まった。移り住んだ人にとっては迷惑な話だが、供養を促す意味合いも込められていたようである。
- 広まり方
- 1984年の『西郊民俗』所収、熊谷チヨ「鹿角の座敷ボッコ(二)―福子との関連を中心に―」に記録がある。
- 地域
- 秋田県鹿角市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ