こぶち
小淵
国内
場所・異界
- どんな話か
- 番水場の裏手にある洞穴で、中に入った者が白髪の老人に睨まれて以来立ち入りが禁じられたという淵。
- 細部
- 番水場の裏にある小淵という名の洞穴に足を踏み入れたところ、平らな石の上に座った白髪の老人がじっとこちらを睨んでいたという。慌てて外へ逃げ出すとたちまち大雨が降り出し、それ以来この洞穴には誰も立ち入らなくなったと伝わる。一方で、日照りが続く年にはこの小淵で水の祭り、いわゆる雨乞いの神事が行われることもあり、恐れの対象であると同時に水の神として頼られる場所でもあった。
- 広まり方
- 1993年の『常民』岩手県和賀郡東和町の調査報告書(中央大学民俗研究会)に記録がある。
- 地域
- 岩手県花巻市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ