よのきのひ
よの木の灯
国内
場所・異界
- どんな話か
- 小木町本町の旅館裏山にあるよの木という古木に、盆の15日と16日だけ灯がともるという。
- 細部
- 小木町本町にある旅館の裏山には、よの木と呼ばれる古い木が立っている。この木には、盆の期間のうち十五日と十六日の二晩に限って、木の上に灯がともるという言い伝えがあった。灯の様子は蝋燭ほどの大きさをした白いもので、木のこずえのあたりにじっと立つように見えたと伝わる。年に一度、決まった二日間だけ現れるという規則性のある怪異は、盆に戻ってくる祖霊を迎える灯りとして受け止められていたのかもしれない。特定の一本の木に結びついた話である点が、この地域らしい怪異譚になっている。
- 広まり方
- 1930年刊の『旅と伝説』所収、青柳秀夫「佐渡のむぢな」に記録がある。
- 地域
- 新潟県佐渡市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ