さかえむらのやまにともるきつねび
栄村の山に灯る狐火
国内
場所・異界
- どんな話か
- 山に灯る正体不明の火を狐火と呼び、夜の山中で見かけるものとして語られた。
- 細部
- 夜の山に灯りが見えたとき、この村ではそれを狐火と呼んだ。県史の聞き取りは、出る場所ごとに怪異を並べる形をとっており、狐火は山を受け持つものとして挙がっている。人家から離れた斜面に火が動くという現象は各地で報告されるが、ここでは狐の仕業と名指すことで説明が済まされている。詳しい目撃談は添えられておらず、山にはそういうものが出る、という共通の了解として伝えられていたことがうかがえる。
- 広まり方
- 1988年刊の『長野県史 民俗編 北信地方』第一章「俗信」第五節の妖怪の項に記載がある。
- 地域
- 長野県栄村
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ