さいきのやまいとつきものをはらうきとうし
佐伯の病と憑き物を祓う祈祷師
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 祈祷師は拝み者・考え者とも呼ばれ、病気や失せ物、憑き物落としなど幅広く頼られた存在だったという。
- 細部
- この土地で祈祷師は拝み者あるいは考え者とも呼ばれ、暮らしのさまざまな困りごとに頼られる存在だった。病気や物をなくしたときはもちろん、選挙に立候補するかどうかを決めるときにも相談に行くことがあったという。河童などに取り憑かれてしまった場合や、犬神を落としてもらいたいときにも祈祷師が呼ばれ、拝みを行ってもらった。医療や制度が整う以前、人々の不安に寄り添う役割を担っていたことがうかがえる。
- 広まり方
- 1976年の『民俗採訪』所収、國學院大學民俗学研究会による大分県南海部郡米水津村の調査記録に残る。
- 地域
- 大分県佐伯市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ