きりんさわ
キリン沢
国内
場所・異界
- どんな話か
- 暴虐な土佐守が身重の女性を殺めた血で染まった沢は、今も日に三度水が濁ると言われ飲まれない。
- 細部
- 残虐で知られた土佐守が、身ごもった女性の腹を裂いて胎児を取り出したという語りが大鹿に伝わる。流れ出た血は沢一面を赤く染め、それ以来この沢では一日に三度、決まって水が濁るようになったという。土地の人はこの水を口にしないことにしており、地形の変化や濁りという目に見える現象に、領主の非道という記憶が結びつけられている。遠山様をめぐる一連の伝説の一部として語られる。
- 広まり方
- 1983年の『伊那』所収、中村壽人「伝説 遠山様の石子詰」に記録がある。
- 地域
- 長野県大鹿村
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ