はれないきり
晴れない霧
国内
場所・異界
- どんな話か
- 御幸村の寺の木の下だけは霧が幾日も居座って消えないと言われた松山七不思議の一つ。
- 細部
- 御幸村にある寺、龍音寺と目されているが、その境内の木の根方にはいつも霧が垂れこめ、何日たっても晴れないと伝えられてきた。周囲は晴れていてもそこだけ白く曇るというところに不気味さが置かれ、理由は語られない。鳴かない蛙や八月の陣太鼓と同じく松山七不思議の一項に数えられ、城下の人々が土地の奇景を並べて語り伝えてきた枠組みの中にある。
- 広まり方
- 1929年の『旅と伝説』に掲載された丸茂武重の伝説処々に記されている。
- 地域
- 愛媛県松山市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ