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噂の出所をたどる

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金北山の神さまのイメージ挿絵
この挿絵は当サイトが項目ごとに用意したイメージ画像です。写真や原典の図版ではありません。

きんぽくさんのかみさま

金北山の神さま

国内 場所・異界
どんな話か
節分の豆から芽が出たら佐渡を鬼に譲ると約束した金北山の神さまが豆を枯らし、巫女を蹴って石に変えたという話も伝わる。
細部

佐渡を治めていたという金北山の神さまは、もし節分にまいた豆から芽が出たなら佐渡の国を鬼に譲り渡そうと約束を交わした。ところがある年、本当に豆から芽が出てしまったため、神さまは慌ててモグラを呼び寄せ、根をかじらせて芽を枯れさせてしまう。これに怒った鬼は猫に命じてモグラを捕まえさせようとしたといい、この一件があって以来、節分の豆はよく炒ってから使うようになったと語られている。

この約束を書き記した証文は今も金北山のお堂の下に埋められているといわれ、鬼がどれほど取り返しに来ても神さまは決して渡さないのだという。また金北山はもともと女人禁制の山であったが、ある年の山開きに巫女がまぎれ込んで登ったことがあった。八合目あたりまで来たとき、これに気づいた神さまが怒って足で蹴飛ばすと、巫女は火打坂の袖山まで飛ばされてそのまま石に変わってしまい、その巫女岩には蹴られたときの爪あとが今も残っているという。

広まり方
1984年刊行の『新潟県史』資料編23民俗2、第6編第3第2節「伝説」(浜口嘉寿夫)に、複数の記録として採られている。
地域
新潟県佐渡市
年代
不明
検証状況
伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。

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