かんざきのかれぎくをたくおおみそか
神埼の枯れ菊を焚く大晦日
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 霜枯れした菊を軒先に吊るし、大晦日の夕方に門口で焚いて魔除けとする習わしが伝わっている。
- 細部
- 神埼の地域では、霜に当たって枯れた菊の花を、そのままにせず軒下に吊るしておく習わしがある。そうして年の暮れ、大晦日の夕暮れどきになると、吊るしておいたその菊を家の門口まで持ち出し、火をつけて焚き上げる。これは家に近寄ろうとする魔を焼き払い清めるための行いとされている。花が枯れてしまってもなお、魔除けとしての役目を果たし続けると考えられている点が特徴的である。
- 広まり方
- 1937年の『旅と伝説』所収、吉田絃二郎「故郷の暮から春」に記録されている。
- 地域
- 佐賀県神埼市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ