ちよだくのばんちょうおきくさらやしき
千代田区の番町お菊皿屋敷
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 江戸番町に伝わる皿屋敷の物語で、殺された女中の名は菊だったという。
- 細部
- 江戸番町の皿屋敷の話では、主家に殺められた女中の名を菊と伝える。皿屋敷といえばお菊の名で広く知られる怪談だが、その舞台の一つが千代田区内の番町に置かれている。番町は江戸城の市谷門内に一番町から六番町まで設けられた武家地で、大番衆の屋敷が置かれた場所だった。江戸版の筋では、青山播磨守の屋敷に仕えた菊が家宝の皿を割り、責めを受けて井戸に身を投げた後、皿を数える声が聞こえる。番町の伝承として菊の名を伝える記述は、山本北山『孝経楼漫筆』に見え、1977年刊『日本随筆大成第三期』に収められている。
- 広まり方
- 1977年刊行の日本随筆大成第三期、山本北山の孝経楼漫筆による記述。
- 地域
- 東京都千代田区
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ