きえずのとうみょう
消えずの燈明
国内
場所・異界
- どんな話か
- 馬籠の大松と霧が原の桜の間で互いにしか見えない不思議な灯りが見えたという言い伝え。
- 細部
- 電灯がまだ引かれていなかったころ、馬籠の大松から霧が原の桜の木のあたりを見ると、また逆に霧が原の桜から大松のあたりを見ると、いつも不思議な火が灯っているのが見えたという。ところが不思議なことに、自分がいる側の火は見えず、向こう側の火だけが見える、という関係が続いたと伝えられている。土地の人々はこれを消えずの灯明と呼び習わしてきた。
- 広まり方
- 1931年の『郷土』所収、松澤松三郎「蘇南伝説(二)」に記録がある。
- 地域
- 岐阜県中津川市
- 年代
- 明治時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ