きどうまる
鬼童丸
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 源頼光の屋敷に捕らえられていた鬼。縄を切って逃げ、牛の腹に隠れて頼光を待ち伏せしたとされる。
- 細部
- 鎌倉時代の説話集『古今著聞集』などに記された鬼で、源頼光の屋敷に捕らえられていた。縄を容易に引きちぎって逃げ、頼光を恨んで寝所をうかがったのち、市原野で牛を殺し、その体内に潜んで一行を待ち伏せした。気配を見抜かれ、渡辺綱に射られて討たれる筋立てである。福知山市周辺には酒呑童子の子とする伝承もあり、江戸期の妖怪画では「鬼童」の名で絵画化された。歌川国芳や月岡芳年は、鬼童丸と袴垂の妖術合戦も描いている。
- 広まり方
- 説話集を通じて伝わり、江戸時代の妖怪画や浮世絵の題材として繰り返し描かれた。
- 地域
- 京都府京都市(市原野)
- 年代
- 鎌倉時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ