けつぼんきょうでなおったむすめのきょうらん
血盆経で治った娘の狂乱
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 気が狂って血を吹き出し苦しんだ娘は尼僧の生まれ変わりで、血の池地獄の苦しみを血盆経で癒されたと伝わる。
- 細部
- きれいな娘が突然狂乱し、髪を逆立て、しゃがれ声で苦しみを訴えながら、腰から下から血を吹き出して泣き叫んだ。法性寺の尼に見せると、娘は同寺の先代の尼、すなわち法性尼の生まれ変わりであり、血盆地獄の苦しみを受けていると判じられた。地蔵菩薩から授かった血盆経を読誦すると、娘の苦しみは治まった。これは我孫子市に伝わる話で、『旅と伝説』1929年の中里龍雄「血盆經由来」に記録されている。
- 広まり方
- 中里龍雄「血盆經由来」(『旅と伝説』1929年)に記録された法性寺の霊験譚。
- 地域
- 千葉県我孫子市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ