げどうまる
外道丸
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 酒呑童子は信州戸隠明神の申し子で、母の胎内に16か月宿り外道丸と名乗った幼少期に、国上寺の稚児として過ごしたと伝わる。
- 細部
- 後に酒呑童子として知られる鬼は、信州戸隠明神から授かった申し子だとされ、母の胎内に16か月もの長い間宿ってから生まれたという伝承がある。幼名は外道丸といい、成長してからは国上寺の稚児として仕えることになった。ところが気性が荒く乱暴が過ぎたうえ、その美丈夫ぶりが周囲の女たちを惑わせてしまったため、寺を追われることになる。行き場を失った外道丸は、山中の岩場に身を潜めたとも、弥彦の山中に逃れたとも、あるいは戸隠の山へ姿を隠したとも、諸説が伝わっている。最終的に丹波の大江山にたどり着き、そこで酒呑童子と名乗るようになったと伝えられる。
- 広まり方
- 2001年の『伝承文学研究』所収、徳田和夫「越後の酒呑童子」に記録されている。
- 地域
- 新潟県燕市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ