かつらおとこ
桂男
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 満月でない月をじっと見つめると、月に住む桂男に手招きされて寿命を縮められるという言い伝え。
- 細部
- 和歌山県東牟婁郡には、満月でない月を長く見つめていると桂男に招かれるという言い伝えがあり、招かれた者は命を縮められるとも語られた。江戸期の怪談集『絵本百物語』には、月の一隅にいて長く見る者へ手を伸ばし招く存在として記され、招かれた者は寿命が縮むとされている。中国の呉剛が月の桂の木を伐り続ける罰を受けたという故事が背景にあるといわれる。
- 広まり方
- 中国由来の月の伝説が和歌山の民間信仰と結びつき、江戸の怪談集を通じて日本の妖怪として定着した。
- 地域
- 和歌山県(東牟婁郡)
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ