かためのおしず
片目のお静
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 丸岡城の築城で人柱にされた片目の女性お静の伝説で、遺族厚遇の約束が破られ、命日に雨で堀の水が増すという。
- 細部
- 丸岡城の築城にあたり、勝豊は片目のお静という一人の娘を人柱に立てたと伝えられる。お静はその代わりに、後に残す身内を士分に取り立ててほしいと望みを託していたが、勝豊はその約束を守らなかった。裏切られたことを嘆いたお静はほどなく病みついて命を落としたという。それからというもの、彼女の忌日にあたる四月なかばが巡ってくるたびに春の雨が降り、城を巡る堀の水位が上がるようになったと語り継がれている。
- 広まり方
- 『若越民俗』1949年掲載の伊東祐忠「丸岡城と伝説」に記録がある。
- 地域
- 福井県坂井市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ