かしからそせいしたはなし
仮死から蘇生した話
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 花巻で危篤になった弟の魂が白装束で盛岡の姉のもとを訪れ、本人が蘇生後にその訪問を語ったという体験談。
- 細部
- 花巻に住む病人が危篤の状態にあったとき、盛岡にいた姉のところへ白い着物姿で現れた。姉は様子がおかしいと思って後を追ったが、途中で見失ってしまう。ちょうどそのころ、花巻からは病人が危篤だという電報が届いた。急いで駆けつけると本人は息を吹き返しており、話を聞くと「昨日姉に会いに行った」と語った。日時も出来事の内容も姉の体験と一致しており、肉体を離れた魂が姉のもとまで行き来していたのだと理解された。
- 広まり方
- 1944年の『民間伝承』に掲載された山口彌一郎「陸中中内の生死観聞書」に記録されている。
- 地域
- 岩手県盛岡市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ