かさねがたたるきくのものがたり
累が祟る菊の物語
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 夫に殺された累の霊が、その後の妻たちに次々と祟り、最後は娘の菊に取り憑いたが教化によって救われたと伝わる。
- 細部
- 正保四年八月十一日、累は夫の与右衛門によって絹川で殺された。与右衛門はその後も再婚を重ねたが、累の霊にたたられ、後妻たちは次々に命を落とした。六人目の妻が娘の菊を産んだ後、寛文十一年八月にその妻も殺され、翌年には累の霊が菊に取りついた。しかし菊は教化によって救われた。この一連の怪異は、常総市羽生町の話として、山東京伝『近世奇跡考』を収めた『日本随筆大成』第2期(1974年)に記録されている。
- 広まり方
- 江戸時代の随筆「近世奇跡考」に記され、1974年刊行の日本随筆大成第二期に収められている。
- 地域
- 茨城県常総市
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ