かっぱがみみたらしいけ
河童神御手洗池
国内
場所・異界
- どんな話か
- 磯良神社の御手洗池は底知れずと伝わり、竜宮のような御殿に住む姫が七夕の夜になると機を織る音を池底から響かせるという。
- 細部
- 色麻町にある磯良神社の御手洗池は、どこまで測っても底が見つからない池だと言い伝えられている。池の奥深くには竜宮を思わせる立派な御殿があり、そこには美しい姫君が住んでいるという。毎年七夕の日が巡ってくると、この池の底のほうから機を織る音がかすかに響いてくると語られており、地上の年中行事である七夕と水中の姫君の暮らしとが結び付けられている点が興味深い。同じ磯良神社をめぐっては水底の異界を実際に訪れたとする話も別に伝わっており、この池が古くから人々の想像をかき立てる特別な場所とみなされてきたことがうかがえる。
- 広まり方
- 1956年刊『宮城縣史 民俗3』の伝説:水の部に記録がある。
- 地域
- 宮城県色麻町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ