かなぶい
かなぶい
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 生きた魂や死者の魂まで見通せる特別な能力者かなぶいで、その袖を通せば普通の人にも幽霊が見え、屠った獣が絶命せず駆け出すこともある。
- 細部
- かなぶい、あるいはかなぶやあと呼ばれるのは、まじものや、生きている人の魂である生まぶい、死者の魂である死まぶいまでも見ることができるという特別な能力を持つ人物のことである。この能力は本人だけのものではなく、普通の人であっても、かなぶやあの着物の袖に腕を通すことで、一時的に幽霊や化物の姿を見ることができるようになるという。また、かなぶやあが動物を屠ったときには、通常ならあり得ないことに、首を切られ皮を剥がれてもなお絶命せず、そのまま駆け出してしまうことがあると伝えられている。
- 広まり方
- 1934年の『島』所収、比嘉春潮「翁長旧事談(三)」に記録がある。
- 地域
- 沖縄県西原町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ