かみさま
神さま
国内
人型の怪異
- どんな話か
- カモ木は神さまの遊び場だから切ってはならないとされ、旧暦九月二十八日の神送りには神さまが風雨に乗って発つと語られた。
- 細部
- 富山市八尾町では、カモ木と呼ばれる木は神さまが遊びに来る場所だとされ、決して切ってはならないと伝えられていた。木そのものを神聖視するのではなく、神の遊び場という理由づけによって伐採を戒めている点が特徴である。また富山市では、旧暦の九月二十八日に神さまを送る行事があり、この日には神さまが風や雨に乗って旅立っていくと語られていた。木の禁忌と季節の行事の両方に、神さまが人と同じように場を移動する存在として描かれている様子がうかがえる。
- 広まり方
- 1973年刊行の『富山県史 民俗編』に記録があり、伐採の項は石原与作、神送り・神迎えの項は漆間元三の執筆による。
- 地域
- 富山県富山市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ