かみのおつげ
神のお告げ
国内
場所・異界
- どんな話か
- 孝子六郎が神に祈って日奈久温泉を発見し、父の傷を癒したという、玩具おきん女の由来を語る話。
- 細部
- 数百年前、六郎という孝行息子が、戦で深手を負った父右近の傷が癒えるようにと、毎晩市杵島の神へ足を運んで祈り続けた。その真心が届いたのか、あるお告げによって日奈久に温泉が湧いていることを知り、右近をその湯に入れたところ傷はすっかり治ったという。看病の間、陰に日向になって右近の世話をしたのがおきんという女性で、この孝行譚にちなんでおきん女という玩具が作られるようになったと伝えられている。
- 広まり方
- 1935年の『旅と伝説』に掲載された梅林新一「九州中部の伝説玩具」に記録がある。
- 地域
- 熊本県八代市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ