とみやのしずんだしおがま
富谷の沈んだ塩釜
国内
場所・異界
- どんな話か
- 塩土翁神が海水を煮た十二の釜のうち一つが飛来して沈んだという行神社南麓の池で、他の四つは色麻村の伊達神社境内に飛んだという。
- 細部
- 式内社である行神社の南のふもとには、釜沈池と呼ばれる小さな池がある。昔、塩土翁神が海水を煮詰めて塩を作るのに用いたという十二の釜のうち、その一つがこの地まで飛んできて池に沈んだのだと伝えられる。同じように飛んだ釜は他にもあり、四つの釜は色麻村にある式内社伊達神社の境内へ飛んで落ちたのだという。これらをまとめて四釜と呼び、塩づくりの神にまつわる釜が各地へ飛散したという壮大な伝説の一部として語り継がれている。
- 広まり方
- 1956年刊『宮城縣史 民俗3』伝説・水の部に記録がある。
- 地域
- 宮城県富谷市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ