かじ
火事
国内
場所・異界
- どんな話か
- 岩屋寺奥之院で夜に出た火は大きな火事になりかねない状況だったが、水向所を焼いただけでひとりでに鎮まったという話。
- 細部
- 岩屋寺の奥之院で、ある晩のことである。不注意による火の不始末からお堂に火の手が上がり、燃え広がってしまった。周囲の状況を見れば大きな火事に発展してもおかしくない条件がそろっていたにもかかわらず、実際には水向所が焼けた程度で、それ以上燃え広がることなく自然に鎮まってしまったという。この不思議な鎮火ぶりは、奥之院という霊地ならではの出来事として語り継がれている。
- 広まり方
- 1981年の『みなみ』に掲載された鈴木立夏「尾張高野山俳句回想 その三」に記録がある。
- 地域
- 愛知県南知多町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ