ひのえまたのやまなりみずなりのよちょう
檜枝岐の山鳴り水鳴りの予兆
国内
場所・異界
- どんな話か
- 山や水が鳴るように聞こえる怪音は不吉な兆しとされ、雨が近いしるしとして恐れられた。
- 細部
- 檜枝岐村には、山や水が唸るように鳴る音を凶事の前兆とみなす言い伝えがある。山鳴りや水鳴りと呼ばれるこうした怪音は、なにか悪いことが起こる合図として受け止められており、とりわけ天候が崩れる前触れとされ、まもなく雨が降り出す知らせだと考えられていた。目に見える異変ではなく耳に届く音そのものを予兆として扱う点で、村に伝わる数ある予兆・卜占のなかでも独特な位置を占めている。
- 広まり方
- 1964年刊『福島県史』第23巻民俗1所収、岩崎敏夫・和田文夫・山口弥一郎「会津檜枝岐村民俗誌」の予兆・卜占の項による。
- 地域
- 福島県檜枝岐村
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ