かいぶつ
怪物
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 平安末期の大雨の夜、八坂神社で頭に太い針束のような形相の怪物が現れ平忠盛の従者を恐れさせたが、正体は麦稈を頭にかぶった神主だったという。
- 細部
- 平安時代、平忠盛が生きていた頃のこととして伝わる話である。ある大雨の夜、八坂神社の境内に、頭から太い針の束を突き立てたかのような異様な形相をした化け物が姿を現し、忠盛のお供をしていた武士たちを震え上がらせたという。しかし落ち着いてよくよく目を凝らしてみると、それは怪物などではなく、麦の稈を束ねたものを頭にかぶっていただけの、ただの神主の姿であった。暗闇と大雨という条件のもとで見慣れない被り物が異形の怪物と見誤られてしまった、正体判明型の怪異譚の一例である。
- 広まり方
- 旅と伝説1937年掲載、西田利八「古都の伝説」に記されている。
- 地域
- 京都府京都市
- 年代
- 平安時代
- 検証状況
- 事実でないと確認
裏付けがなく、事実ではないと確認・指摘されている。 - タグ