かれきぶちのかがりび
枯木淵のかがり火
国内
場所・異界
- どんな話か
- 男に捨てられた女が身を投げた淵で、雨の近い晩に火が回り歩くと語られる。
- 細部
- おたまという女が通い続けた相手の男に見放され、思いつめて淵へ身を投げた。それからというもの、雨の降り出しそうな晩には淵のまわりをかがり火が巡り歩くようになったという。天気の崩れる前の晩に限って現れるとされる点が特徴で、水辺の怪火を女の無念と結び付けて説明する、南信の淵の伝説によく見られる型である。淵の名も、この火とともに語り継がれてきた。
- 広まり方
- 1989年刊『長野県史 民俗編 南信地方 ことばと伝承』の口頭伝承、淵の伝説の項に収められている。
- 地域
- 長野県中川村
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ