かぶせしんぐん
鹿伏神軍
国内
場所・異界
- どんな話か
- 佐渡・鹿伏明神で毎年2月9日の夜に大荒れとなり、翌朝境内に正体不明の矢の根石が現れるため人々はお守りとして持ち帰るという。
- 細部
- 佐渡国の鹿伏明神では、毎年2月9日になると大雨と強風に見舞われ、夜が更けるにつれていっそう荒れが強まり、明け方近くになってようやく静まるという。土地の人々はこの夜に神々の合戦があると信じ、決して家の外へ出ようとしない。夜が明けて社殿のあたりを見ると、大きさも形もさまざまな矢の根石がいくつも落ちており、由来の知れないその石を人々は拾い集めて厄除けの守りにしたと伝えられる。翌10日は決まって晴天になるという。
- 広まり方
- 1975年刊『日本随筆大成 第二期』に収められた菊岡沾凉『諸国里人談』に記されている。
- 地域
- 新潟県佐渡市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ