じょうろうづか
上臈塚
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 南北朝時代末期、追っ手を逃れて船明の薬師堂で自害した高貴な女性と、後を追った供侍を弔う塚の伝説。
- 細部
- 光明寺に身を寄せていた高貴な若い女性と供侍の二人が、二人を探す武士に気づいて寺を逃げ出し、女性は数日後に船明の薬師堂で自ら命を絶ったという。それを知った供侍も七日のあいだ塚を守った末に後を追うように自害し、村人が二人を弔って塚を築いたと伝わる。女性は南朝・長慶天皇の皇女(綾姫)ではないかという言い伝えも後世に生まれたが、そのような皇女の実在を裏づける確かな史料はないとされる。
- 広まり方
- 南朝方の悲話として地元に塚が残り、郷土史・伝承集で紹介されている。
- 地域
- 静岡県浜松市天竜区船明
- 年代
- 南北朝時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ