じょうかどうのひ
常火堂の火
国内
場所・異界
- どんな話か
- 常火堂の火は羽黒山の聖火とされ、開祖が護摩を修めた際に不動明王が点じた、または火玉水玉を授かったなど由来が語られる。
- 細部
- 常火堂に灯され続けている火は、羽黒山にとって特別な聖火とされ、その由来については二つの言い伝えが残る。一つは、羽黒山を開いた開祖が護摩の修法を行おうとした際、不動明王が剣を振るって自らの血を護摩木にそそいだところ、たちまち火が燃え上がったというものである。もう一つは、開祖が初めて山を開いたときに火の玉と水の玉を授けられ、そのうち火の玉を荒澤の地に埋めて鎮火の神として祀ったことが、常火堂の始まりであるという由来である。二つの異なる起源説が並び立つ形で伝えられている。
- 広まり方
- 1944年刊『旅と伝説』所収、戸川安章「羽黒山夜話」完結編に記録がある。
- 地域
- 山形県鶴岡市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ