さいじょうのいけのよぶこえ
西条の池の呼ぶ声
国内
場所・異界
- どんな話か
- 池のそばを通ると生ぬるい風とともに、こちらへおいでと招く声が聞こえたという体験談。
- 細部
- 語り手の父が、医王山の鉄道トンネルの上を越えた先にある大きな池のかたわらを通ったときのこと。水の方から生ぬるい風が流れてきたかと思うと、こちらへおいで、と呼びかける声が耳に届いた。そこは以前に人が命を落とした場所で、成仏できずにいる者が道連れを求めて招くのだと言い伝えられている。水辺で誰かに呼ばれるという型の怪談で、聞き書きとして採録された。
- 広まり方
- 1976年の『伊予の民俗』に載る越智忠男「私が聞かされたお化けの話」に記録がある。
- 地域
- 愛媛県西条市
- 年代
- 昭和
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ