じょろこいわ
女郎子岩
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 源義経を慕った首長の娘シララが、船出した恋人を見送り続けるうちにそのまま岩になったと伝わる積丹岬の巨岩の伝説。
- 細部
- 兄・源頼朝に追われた源義経の一行が奥州から蝦夷地の入舸に逃れ着いた際、この地の首長の娘シララと恋に落ちる。しかし大陸への野望を捨てきれない義経は満月の晩に家来とともに密かに船出してしまい、絶壁の上から遠ざかる船を見つめて泣き叫んだシララは、そのまま立ち尽くす姿で岩になってしまったという「シララ伝説」が伝わる巨岩である。積丹半島には同様に、義経を慕った娘チャレンカが後を追い、恨みの言葉を残して神威岬で海に身を投げ神威岩になったとする類話も伝わっており、これらは積丹観光協会が公式に紹介する義経・アイヌ伝説群の一部となっている。現在は積丹半島を代表する景勝地の一つとなっており、遊歩道からその姿を望むことができる。
- 広まり方
- アイヌの口承伝説が積丹観光協会の公式サイトや郷土の民話紹介を通じて伝えられ、積丹観光の名所解説として現在まで語り継がれている。
- 地域
- 北海道古平郡積丹町(積丹岬)
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ