じょちゅう
女中
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 松江藩士の家に仕えていた女中が皿を割った咎で手討ちにされ、屋敷の井戸から皿を数える声が聞こえたという。
- 細部
- 松江藩に仕える武家の奥向きで働いていた女中が、うっかり皿を割ってしまった咎めを受けて手討ちにされたと伝えられている。その後、彼女が命を落とした屋敷の井戸からは、夜な夜な皿の枚数を数えるような声が響くようになったという。九枚まで数え上げたところで必ず途切れてしまうのを不憫に思ったある僧が、その声に続けて「十」と唱えてやったところ、それを境に女中の亡霊は現れなくなったと語り伝えられている。
- 広まり方
- 1982年の『加能民俗研究』に掲載された高谷重夫の論考「皿屋敷伝説考」の中で、松江に伝わる一例として紹介されている。
- 地域
- 島根県松江市
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ