わかさちょうのじんぐうこうごうあんざん
若狭町の神功皇后安産
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 常神社の祭神とされる神功皇后が浦で皇子を出産した故事にちなみ、常神浦の人々は安産に恵まれると信じられている。
- 細部
- 若狭町の常神社に祀られているのは神功皇后で、敦賀市にある常宮神社はもともとこの常神社を本宮として分かれたものだと伝えられている。そうした由緒から、常神浦に住む女性たちはお産が軽くて済むと昔から信じられてきた。伝えによれば、神功皇后が朝鮮半島への遠征に向かう途中、追い風を待つためにこの浦へしばらく滞在していたところ、ちょうど臨月を迎えてしまった。皇后は敦賀にある常宮の浜辺で御子を出産したものの、そのまま砂の中に寝かせて出征していったという。残された赤子のもとへ鵜の群れが集まってきて自らの羽毛で包み育てたことから、後に安産と子育てを見守る神として崇められるようになったとされる。
- 広まり方
- 1984年の『福井県史 資料編15 民俗』所収、小林一男「産の神」の項に記録がある。
- 地域
- 福井県若狭町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ