みなみえちぜんちょうのしろやまにひびくじんだいこ
南越前町の城山に響く陣太鼓
国内
場所・異界
- どんな話か
- 晴れた月夜に杣山城跡の城山から陣太鼓の音が響き、落城にまつわる妄念のしわざだと語られている。
- 細部
- 空が晴れ渡った月夜に戸外へ出ると、杣山城の跡が残る城山の方角から、遠く陣太鼓を打ち鳴らすような音が響いてくることがあるという。姿は見えず正体もはっきりしないが、これはかつてこの城で果てた者たちの妄念がいまだ消えずに残っているためではないかと、地元では語り継がれている。城が落ちた際の無念が、音となって今も山に残響しているとする見方である。
- 広まり方
- 1940年の『南越民俗』所収、吉田健三「杣山城を繞る口碑」に記録がある。
- 地域
- 福井県南越前町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ