じごく
地獄
国内
場所・異界
- どんな話か
- 彼岸の中日は地獄のふたが開くとされ、危険な場所への外出を避けたという湯沢市の言い伝え。
- 細部
- 湯沢市には、地獄の蓋は彼岸の中日にだけ開いてしまうという言い伝えがある。あの世とこの世を分け隔てているものがこの日にかぎって緩み、地獄へ通じる穴が生じると考えられていたため、彼岸の中日にはあえて危ない場所へ足を運ばないようにしていたという。年に一度、境界が薄くなる特別な日として、日々の行動にまで注意が及んでいたことがうかがえる。
- 広まり方
- 1977年の『雄勝役内の民俗』所収、東京女子大学史学科民俗調査団「六 信仰」の記録による。
- 地域
- 秋田県湯沢市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ