じげんほうしのにゅうじょう
慈眼法師の入定
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 面倒を見てくれた村への恩に報いようと、法師が念仏を唱えながら入定して死に、以来村は火災を免れたという。
- 細部
- 鴨川市太海では、慈眼法師と弟二人の面倒を見てくれた村人への感謝から、法師が自ら入定して恩に報いた話が伝わる。法師は鉦を叩きながら念仏を唱え続け、そのまま息絶えた。その後、その村では火災が一度も起きなかったとされる。慈眼法師の入定と村の無火災を結びつける伝承は、松崎憲三「行人塚再考-塚をめぐるフォークロア(一)-」を収めた『日本常民文化紀要』(1994年)に記録されている。
- 広まり方
- 『日本常民文化紀要』1994年掲載の「行人塚再考―塚をめぐるフォークロア(一)―」(松崎憲三)に記録された、太海の言い伝え。
- 地域
- 千葉県鴨川市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ