いしどめみょうじん
石留め明神
国内
場所・異界
- どんな話か
- 志波彦神が白馬で降臨した際に冠を落とした川を冠川、怒って河底の石をさらい積んだ跡を石留明神と呼ぶという地名譚。
- 細部
- 塩釜神社の東隣にある延喜式内社、志波彦神社の祭神である志波彦神が、白馬にまたがって冠川へ降り立った折、乗っていた馬が河底の石に足をとられて神の体がぐらりと傾き、そのはずみで冠が川に落ちてしまった。神はこれに怒り、河底の石をすべてさらい集めて岸に積み上げたのだという。奥州街道の七北田橋よりやや下流の左岸、杉木立に囲まれた社のあるところがその跡地で、これを石留明神という。志波彦神が降臨したことから神降川、冠を落としたことから冠川とも呼ばれるようになった。もとは冠川明神と称し、志波彦神社は岩切八坂神社の地にあったのだという。
- 広まり方
- 出典は『宮城縣史 民俗3』(1956年)の伝説「祠堂の部」。
- 地域
- 宮城県仙台市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ