いしぶね
石舟
国内
場所・異界
- どんな話か
- 夫から逃れてきた白山の神を石の舟の下に匿ったことから、その地を石舟と呼ぶという。
- 細部
- 山家神社に祀られる白山の神が夫のもとを逃れてきたとき、ちょうど石で造られた舟があり、その下へ身を隠させてもらったと語られる。追ってきた夫神は見つけられずにあきらめて帰っていった。神が隠れた場所ということで、そこは石舟と呼ばれるようになり、現在は石舟神社が建っている。神々の不和という筋立てを地名と社の由来に結び付けたもので、逃げる神を土地の側が匿ったという構図が、その場所の神聖さの根拠になっている。
- 広まり方
- 1987年刊の『長野県史 民俗編 東信地方 ことばと伝承』第12編口頭伝承、細川修・松本清人による地名伝説の項に載る。
- 地域
- 長野県上田市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ