いぬのつめあと
犬の爪痕
国内
場所・異界
- どんな話か
- 猟師に追われた犬が対岸の岩へ飛ぼうとして川へ落ち、飛んだ大岩には今も爪痕が残るという。
- 細部
- 海陽町の落合から中谷へ向かう道の途中には、川を挟んで大きな岩が向かい合うようにそびえている。中谷の森という家の先祖が飼っていた犬が、あるとき猟師に追われ、こちら側の大岩から向こう岸の岩へ飛び移ろうとしたが、力及ばず川へ落ちて死んでしまったという。その大岩の表面には、飛び立とうとしたときの犬の爪痕が今も残っていると伝えられている。
- 広まり方
- 『民俗採訪』1979年、国学院大学民俗学研究会「徳島県海部郡宍喰町」に記録されている。
- 地域
- 徳島県海陽町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ