いぬひとさんじん
犬人三神
国内
場所・異界
- どんな話か
- 熊に討たれた猟師と仇を討って死んだ二匹の犬を祀り、犬が見えた日は凶事の前触れとされた。
- 細部
- 川来須にある小祠は伊藤綱次郎氏の祀り神で、犬人三神と称する。伝えでは、槍投げの名手として知られた土地の猟師が、可愛がっていた二匹の犬を伴って熊狩りに出たが、逆に熊に討たれて命を落とした。残された犬たちは主の仇を討ち果たしたのち、力尽きて死んだという。この三者をまとめて主谷の守り神、また山の神として祀った。二匹の犬の姿が見える日は、急いで帰らなければ不幸な出来事に遭うと言い伝えられている。
- 広まり方
- 1961年刊の『あゆみ―西條市加茂の民俗―』所収、森正史監修の集落と村制の章(俗信仰と伝説)に記録がある。
- 地域
- 愛媛県西条市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ