いぬがみもち
犬神持
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 種子島家が定めた御条目には、犬神持の家との結婚を禁じる一条があったと伝わる。
- 細部
- 種子島家が家中に示した御条目、いわゆる家法の条文の中に、犬神を持つとされる家との縁組を禁止する項目が含まれていたという。行政の側が公式に犬神持という存在を認め、婚姻という生活の根幹に関わる場面にまで規制を及ぼしていたことになる。民間の噂話にとどまらず、支配層の法規範にまで犬神信仰が影響していたことを示す記録であり、憑き物筋への忌避が制度として運用されていた点が注目される。
- 広まり方
- 山陰民俗 1954年掲載、村田煕「隅薩のヤコツキについて」による。
- 地域
- 鹿児島県西之表市
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ