からつのいなりのつきものおとし
唐津の稲荷の憑きもの落とし
国内
場所・異界
- どんな話か
- 江戸時代から祀られる稲荷様は、憑きもの落としやノイローゼの治療にも力があるとされる。
- 細部
- 唐津市鎮西町のある家では、江戸時代の1760年ごろから稲荷様を祀り続けているという。毎月23日を祭日とし、かつては露店が並ぶほどの人出でにぎわったと伝わる。家の横に立つ鳥居には「岩倉荒熊」と記され、その根元にあいた穴には、かつて眷族さんと称される狐が棲んでいたと伝わる。この稲荷は、船おろしや家の新築の際の祈願だけでなく、ノイローゼの治療や憑きもの落としにも力を発揮するとされ、憑いているのが薮神程度であれば、2、3回の祈祷で落ちるといわれている。
- 広まり方
- 1968年の『民俗採訪』所収、國學院大學民俗学研究会「佐賀県東松浦郡鎮西町打上」に記録がある。
- 地域
- 佐賀県唐津市
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ