いきかえったおとこ
生き返った男
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 油屋への借金を返せず油を飲んで死んだ男が、墓の土に油を吸われて生き返り、家に戻ったという話が伝わる。
- 細部
- ある男が油屋からの借金を返せずに困り果てていた。厳しく催促されたすえ、油を五合飲めば勘弁してやると言われて実際に飲み干したところ、そのまま死んでしまう。ところが墓に埋められた後、土が油を吸い込んだことで男は息を吹き返し、灯りを頼りに歩き出した。たどり着いた先は博打の最中の家で、突然現れた男に驚いた家の者たちが逃げ出したため、そこにあった金を持ち帰り、自分の家に戻ったという。
- 広まり方
- 1937年の『旅と伝説』に載る天野真弓「氷上郡昔話集」の(四)に記録がある。
- 地域
- 兵庫県丹波市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ