おはなばたけのよびごえ
お花畑の呼び声
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 臨死状態で花畑のような心地よい場所にいた人が、名前を呼ばれて引き返し息を吹き返したという体験談。
- 細部
- 一度死んだようになりながら息を吹き返したという人の体験が伝えられている。その人が語るところでは、意識を失っている間、花が一面に咲き誇る気持ちのよい場所に自分がいたという。そこでふと自分の名前を呼ぶ声が聞こえ、それに導かれるように引き返したところ、気づけばこの世に生き返っていたと話したそうである。臨死のあいだに見た光景として、穏やかで美しい場所が語られている点が印象的な話である。
- 広まり方
- 1976年の『民俗採訪』所収、國學院大學民俗学研究会による大分県南海部郡米水津村の調査記録に残る。
- 地域
- 大分県佐伯市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ