いけにさいているはな
池に咲いている花
国内
場所・異界
- どんな話か
- 美しい花が咲き誇る大きな池があった池の花だが、見た者が次々死ぬため縁起が悪いと池の原に改名された。
- 細部
- 池の原と呼ばれる地区は、もともと「池の花」という名で呼ばれていたという。その名の由来は、かつてこのあたりにあった大きな池いっぱいに、それは美しい花が咲き誇っていたことにある。ところがどういうわけか、この花の咲く様子を実際に目にした者は、まもなく命を落としてしまうということが続いた。あまりに縁起が悪いという理由から、村ではこの土地の名を池の原へと改めることになったと伝えられている。美しい風景と死とが表裏一体で語られる、地名由来の話である。
- 広まり方
- 1977年の『民俗採訪』所収、國學院大學民俗学研究会による福島県耶麻郡高郷村の調査記録に見える。
- 地域
- 福島県喜多方市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ